ケイタク 

091101_keitaku.jpg TESLAとかのアンプラグドライブを始めて聴いた時は、アコースティックの可能性というか、どんな楽器でも技術と楽しむ気持ちと情熱とがそれなりにあれば、音楽って成り立つんやなーと感じたモンです。もちろん俺たちがHRをデンデケ聴き漁る間以前のテクノロジーでは当たり前のスタイルなのだけど、どっか新鮮で一時期やたらHRバンドがアコースティックなバラードを連発しとりまして、逆に新しい感じで受け入れてました。馬呆とかもう衝撃でしたー。もちろん彼らの幅の広さがあってのユニットで、こういうことを気楽に演れるのって羨ましいなーとまだお子様の頃つくづく思いました。深夜のNHKで見た「ケイタク」は、もちろんBAHOとかとはまったく違うのですが、演奏もしっかりしてるし歌も上手いし(少し上手さに頼りすぎてる感じもするけど)、何より昭和独特のブルース感で本気で歌ってるとこが気に入ってしまいました。おまけにリードのやつのまあ上手いこと上手いこと。もっと色々演れそうなんで、も少し露出して欲しいと思うのです。なんかどっかにいそうなんだけど、いたら確実に足を止めて聴いてみたいと思う2人なのです。現状維持の法則で「いつものやつお願いね。」とか言う方、迷いに迷って結局同じものを選ぶ方、たまにはこういうのもいかがでしょうか。少し酒が美味くなると思います。

ハツコイ28号 

 会社のおばちゃん、Bさんが嬉しそう。長田の人で、毎朝出来つつある鉄人を見ながら来てたらしい。阪神のアニキのアレではない、28号の方である。原作者の横山光輝が長田の出身で、長田に鉄人モニュメントが出来ている。Bさんにとってはかつてヒーローだったらしく、毎日わくわくしながら話して聞かせてくれた。ウチがお付き合いある業者さんが鉄人を作っていたことも判明し、「アンタ中2男子か。」と思うくらい実に盛り上がっていた。

だから鉄人が落成した時の喜び方といったら、お台場のV作戦なんか目じゃなかった。
「そんなスゴイんなら、写メみしてくださいよ。」

よっしゃと張り切るBさん。
翌日、Bさんがくれた、
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菓子パン28号

「あんな、写真撮るんヘタやから、上手に撮られへんかってん。代わりにこれど〜ぞ。」
え"〜?!買うてきてくれはったん?!
気ぃ使わせてしまって、エライすんません。
鼻はクッキー、トサカはフランスパン、目はスイートポテト。
なかなか凝っている。
逆さにすると、別の顔にも見えそうで愛嬌があるぞ。

かつて地震でメッタメタにやられた長田、すっかり活気づいていて嬉しいそうだ。
そのシンボルとしての28号。
姿、雄々しくも愛嬌たっぷり。

Bさんがくれたキャラメルのおまけの鉄人が、PCの上から俺がサボらへんように毎日見張っています。ガオーッ!

神戸鉄人プロジェクト
http://www.kobe-tetsujin.com/

積み荷のない船 

091101_yousui.gif もうずーっと前になるけど、TVで沢木耕太郎の「深夜特急」のTV版をやっていてこれがおもしろかった覚えがある。大沢たかおの役柄がハマっててなかなかおもしろかった。後から読んだ原作に比べると、どうもTV用に感傷がやたらクローズアップされてて、前へ進む冒険心の描写が薄いようにも感じるが、その映像ひとつひとつ、景色が鮮烈で、初めて景色ばっかりの同番組の写真集をつい買ってしまった。みごとにメディアミックスに踊らされた。
 もちろん原作もおもしろい。勉強そっちのけでまだ自由な時間があった頃に感じ取ろうとした、ヒッピーという言葉に含まれる退廃的な美学がストーリーにあったし(それを理解できたとは言わないけど)、勝つことではなく自分に挑み続けること、挑む理由がなくても何かしら理由をつけて、とにかく前に進もうとすること、エネルギーの向け先を旅に求めてるとこや、何より一人旅だからこそ敏感に感じる人間こそが面白いという事実が溢れていた。不幸せの数は数えないけど幸せの数はどんな些細なことでも毎日嬉しそうに数える人間の素直さと言うか、タフさ明るさに驚く。読んでる間だけ、ホントに自由な感じがする。旅はこういうストイックさよりもどちらかと言えば楽天的椎名誠派なので、そんな勇気もないくせに深夜特急的な一人旅もカッコイイなと無責任にも思うのである。
 またTV版に戻るけど、大沢たかおのバックで流れる井上陽水の「積荷のない船」の切なさが、TV版には本当によく合っている。物語に合うBGMってセンスだよな〜。

トレジャー・ハンター 

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 木を見て森を見ず、と言われたからではないですが、土曜は森の中のでっかい秘密基地のような公園へ。通称「おしりガタガタ公園」(By 我が家)。ジム・モリソンの歌詞さながらにロングスパンのローラーすべり台がこのでっかい公園を大蛇のごとく貫いている。ローラーすべり台はおしりガタガタどころではなく、いい大人にはなかなかつらい乗り物である。少し離れた所にキャンプ場やら散策道やらがあり、何気に楽しい。学校の工作で使うらしいどんぐりを拾うのに付き合う。ふとっちょ、のっぽ、チビの帽子つき。シラカシ、クヌギの名前などを普通に言いながら拾うやたら詳しい子どもに驚く。親の知らないところで、子どもは自分の幅を少しずつ広げている。

葉っぱにくるんだ小包をママサマに届ける。
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中からどんぐり。
小さな秋は、ちっとも小さくなんかない。

おそるべしオカン。 

新しい缶コーヒーを買ってみた。
ボタンを押すと中からボンドガールみたいな女の子が現れるんじゃないかとハラハラしたが、フツーにコーヒーが出てきた。良かったような、残念なような。
そんなくだらん心配をよそに、仕事中、携帯が突然鳴る。

「あ、今何しと〜ん?あんなーお肉と野菜送るからみんなで食べてー。
 あ、○○ちゃん(嫁)何しとん〜?あ、そう言えば(以下略)」


仕事中や!送らんかい!家におるわい!だから仕事ちゅ〜やっ!
とツッコむスキもなく、

「し、仕事中やねんけど・・。」

「あ、そっかそっかー。曜日間違えたー、あ、そうそうテレビなんだけど、
 アナログってすみっこに出るけど、これが地デジ〜?ちょっとアンタ教え(以下略)」


俺のオカン(学名Nipponia Okan)は、ややキーが高め。
テンションも高め。
TPOをわきまえないマシンガン・トークで獲物を捕らえる。

ちゃんと届いたで、オカン。
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