華麗なる挑戦 〜活字でカレーを食わせてみせる〜 

090703_boldaslove.jpg かつて名だたるミュージシャン達が熱いオマージュを寄せてやまない悠久の国、インド。ロックというある意味自由を求める音楽は、精神的解脱を試みるようになっていく。そしてヒッピー文化と同じく、最終的に仏陀が生まれ悟りを開き、涅槃に至った彼の国に崇高さを見出してきた。ジミの「Axsis: Bold As Love」のジャケットにも見られるように、エキゾチックな憧れも手伝ってか競うようにロック式曼荼羅を描くようになっていく。特に消費的な米文化より元々アーミッシュな生活様式を知るブリティッシュ・ロックな方々には顕著なようにも見える。しかし物足りない、何か物足りないのだ。なぜだろう・・・。

 答えはほどなく分かった。本屋さんで手にした1冊の本、そこに書かれたおいしいカレーの作り方。そう、彼らはカレーを理解していない。いや、理解していないと言うのは言い過ぎかもしれないが、イギリスに行ったヤツの話しを聞けば相変わらずのフィッシュ&チップス。このように音楽的に啓蒙し、かつてはインドを地球の裏側から支配していたにも関わらずだ。

 一方の我々はどうだろう。カレーの単語を聞けば、外にいてもわかる独特のスパイシーなあの匂いをかげば、心が躍る。お母ちゃんがカレー宣言をすれば子供達はベルトを緩めながら集まり、3杯はノルマとして食べ、カレーうどん、カレーおじやに至るまで向こう3日は食い尽くすほどソウル・フード化している。和風にアレンジしてみたり、海の男達は曜日感覚を保つのにカレー曜日まで設ける始末。ロダンの「カレーの市民」と聞けばインドのどこかと勘違いし、海外に持って行くのは、ふりかけ・梅干・レトルトカレー。ターメリックは酒好きなお父ちゃんの肝機能を助け、カプサイシンはお母ちゃんの脂肪を燃やす。カレーを飲み物という輩もいるが、さらに言えば血液と言っても過言ではない。ラーメン同様にTVにカレーが写れば思わず言葉が漏れる、「うまそう・・。」。
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Murmur, Sweet Songs. 

090205_naisyo.jpg こんな事出来たらおもろいんちゃう?伝言ゲームってあるじゃないですか、一人目に何らかの文章を伝えて、それを順々に伝えて行ったら、最後の人にはとんでもない文章で伝わっちゃった、というヤツ。あれを各国語でやったらどうなるやろか?つまり、日本語→フランス語→ポルトガル語→ハングル語→日本語、という風にやるわけ。言葉によってはひとつの言葉の語彙が複数だったり、逆に複数の言葉でひとつの同じ意味を表したりする場合もあると思うので、これは面白そうです。もうあるやろか?ありそうやなー。じゃあ方言でやったらどうでしょう。あとギャル語→サムライ語→赤ちゃん語、など。・・・おおこれももうあるやん、言葉方言変換サイト「もんじろう」。そう言えばカーナビで大阪弁バージョンとか江戸っ子バージョンなかったっけ。あれ大阪人でも大阪弁で道案内されたらうっとうしいと思うぞ。「そこそこそこ、そこやっちゅうねん!そのコンビニんとこ右曲がってがーっと行ったらだーっと走ってすぐ着くっちゅうねん、よー知らんけど。っちゅうかブサイクな嫁、元気か?」とか。あと道間違えたら、「そうそう、さっきのビルの角曲がったらいつの間にか駅に着くでーって、道、ちゃうやないかーい!」ノリツッコミされたりして。なんだかカーナビとケンカしてしまいそう。んじゃ、なんか好きな曲を伝えるってのはどうでしょう。口で曲のリフなり何なり伝えるわけですわ。

でっでっでー、でっでっででー。
(注、Smoke on the Water)
 ↓ ↓ ↓
でっでっでー、ででっ、ででー、でっででっ。
(注、BAD)
 ↓ ↓ ↓
でっでっでー、ででん、ででん、でんでん。
(注、ハクション大魔王)

「ハクション大魔王!!」
「ブッブー、答えはSmoke on the Waterでしたー!」
「うおー、マジか〜!」


盛り上がる事間違いなし。ウハ、ウハ。

盛り上がるかい!

水木一郎のアニソン系など結構HR/HMに聞こえるかもよ。
あとリンゴ追分がブルースに聞こえたり、
愛しのエリーがEllie My Love に聞こえたり。

そりゃ屁ェぐらいするさ。 

 TVで観たアカデミックなお話しをひとつ。TVでやってたのですが、女の子というのは遺伝的に自分より遠いタイプの男を匂いで感じ取る事が出来るのだそうです。これはつまり遺伝情報が含まれる匂いに対して自分より遠い(自分には新しい)遺伝子を察知する事で、より多くの免疫機能を確保しようとする、生物としての知恵なんだそうです。つまり女の子は思春期になると近親者、特に父親の匂いを忌避する傾向にあるようです。これにより娘が父親を遠ざける理由が判明したわけです。主がいくら隣人を愛せよとか言った所で、場合によっては愛せない、生き物としての根本的な理由がココにあったワケです。さらに子どもが出来て母親になると、逆に近親者の匂いを好みだすのですが、これも近親者の傍にいて子どもを守ろうとするからだそう。心身ともに健康であれば「お父さんくさい。でも照れくさくて言えないけど、頑張ってるお父さん尊敬してるのYo!」といったトコロか。そこのお父っつぁん、娘さんは健康ですよ、尊敬してますよきっと

「ぱぱ、ブ〜したー?」
「ブ〜してないでー、なんでー?」
「くさい〜。」

・・・

どうやらわが子は健康である

ホントはブ〜しました。
ブ〜というか、人知れずスカ〜っと =З

ビールの旋律、ギターの泡 

090701_kingcurtis.jpg アツはナツイぜ!
こんだけ暑かったら、12月はどんだけ暑いんじゃ?というクールなジョークも洒落にならないほど深刻な温暖化対策として、みなさん何をされていますか?エアコン我慢してビールの量を増やすなどなど色々ありましょうが、まだまだ夏の序の口。とりあえずビール片手に扇風機の前で「ア"〜〜〜〜っ。」とか言いながらウェットな日々を乗り切りたいと思います。
 さて幸せなことは山ほどあるのだけど、ひとつ挙げるとすれば「涼しい部屋でビール飲みながらギターを弾き耽る。」っちゅうのんがあります。玉汗かきながらギャンギャン弾きまくるのもエエんですが、これはまったく別次元のシアワセ。まあ練習だったりメジャーな曲のリフをテレテレ弾いてみたり、スーパーマリオだったり(笑)。昔挫折したギターソロに挑戦したり再び挫折したり、なぜかスケール練習始めたり(笑笑)。まあいいんですけどね、時々プハッとビールを飲むわけです。←これがサイコー。
 ただやっぱり何弾いても甘いな〜、とか自戒するんですが、一方俺が到達できなかったツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」をラッパでパラパラ演っちゃうんだから、すんげーなーこのオッサン。
「King Curtis /Live at Fillmore West」

Chinese Democracy /Guns N' Roses 

090701_chinese.jpg 子ども番組「ピタゴラスイッチ」という番組のオープニングとエンディングに「ピタゴラ装置」と呼ばれる物が出てくる。1アクションで済む物をわざわざ何工程も経て番組タイトルに繋げると言う、ちょっと感心物の演出であるが、これは「ゴールドバーグ・マシン」と呼ばれる、機械化社会啓蒙への揶揄を込めた表現手法なのだそう。あのB級SF映画に出てきそうな、朝起きたら体が勝手に起こされ、着替え、朝飯、歯磨きまで済ませてくれるっていう便利のようで窮屈そうなあのマシンね。ちなみに「ピタゴラ装置」を演出しているのが、このゴールドバーグ・マシンの権威(?)でもある多摩大学によるものだそうです。数工程経た後のオチは、「そう来たか〜!」と良い意味で期待を裏切るものばかり、すげーなーピタゴラ装置。
 ところでいつ書こう、いつ書こうと思ってたのですが、アルバムを1枚出すのにゴールドバーグ・マシン並に時間とお金をかけてしまった「Guns n' Roses / Chinese Democracy」ですが、遅ればせながら聴いてみたら以外に良かったヨ。最近肝要になったのかマヒしてきたのかよーわからんが何でも良く聞こえる気もする。実はちょっと期待せずに聞いてみたのだが、プロデュースに頼りすぎてギターバンドっぽさが薄いなど若干言いたいことはある物の、概ね◎でした。過去のネームバリューを背負おわなければならないというのは、この繊細な男には酷な気もするが、それでも「GN'R」の名前で改めて出てきた事はまず評価したい。ただやっぱ過去のモノと比べてしまうと見劣りがする感じは否めません。1stのアクセルのボーカル、70'sへのオマージュを感じさせながら色あせない攻撃的なギター、パンキッシュな色を含んだ作曲能力、そしてそれらのケミストリー。何物かを知らず聴いたらなら「Chinese〜」は間違いなくいいアルバムなんやけど、個性のぶつかり合いの末生まれたあの奇跡的な1Stの印象が強すぎてどうしても比べてしまいます。とは言え、メンバーほとんどちゃうけど選手が全員入れ替わっても阪神ファンみたいな心理、あるいは家出息子が帰ってきたみたいな安心感があって、何だかんだ言いながら最近のヘヴィー・チューン。まあ良い意味で期待を裏切ってはくれはった。最後聴き終えたらおお!とピタゴラ並みに溜飲さがりますぜ。
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